創業から現在に至るまで、私たちは電気あんかや電気毛布をはじめとして、生活がちょっと良くなる季節家電をつくり続けてまいりました。おかげ様で、家庭用糸偏暖房器具の市場シェアはNo.1※。生活に取り入れることで、寒さや暑さがやわらぎ、家事や仕事のパフォーマンスがあがったり、眠りの質が向上したり、家で過ごす時間が快適になったり…。そんな心地よく過ごせるアイテムを提供しています。
創業当時、私たちは工場をもたないファブレスメーカーとしてスタートしました。ですが、「もっと品質の高い製品をつくりたい」――そんな想いから自分たちでものづくりをする専業メーカーへと形を変えてまいりました。以来、品質を第一に研究開発から製造まで自社で一貫して行っています。とりわけ、CS部門(カスタマーサービス)に寄せられたお客様からのお声を、商品や製造に反映する改善サイクルを通して、お客様や時代のニーズに即した商品を生み出し続けることを大切にしています。多くの商品を生み出す私たちにとって、徹底した品質管理は当たり前のこと。私たちにとって「万が一」でも、お客様にとっては「一分の一」。そんな「万が一」を生み出さないために、妥協のないものづくりを日々心がけています。
持続可能な社会を実現するための環境配慮は、企業の果たすべき責任です。これまで培ってきた技術を活かし、構造・設計・素材の組み合わせを最適化することで消費電力量を抑えた省エネ製品をつくるとともに、福岡と新潟の2カ所に研究開発拠点を設け、日夜、技術開発に取り組んでいます。
また、開発・製造・販売にかかわるすべてのステークホルダーと共に成長し続けることも重要だと考えています。創業初期、事業が軌道に乗るまでの困難な時期に、業界№1の糸偏暖房メーカー※となるまで多くの方々にご支援いただきました。すべての関係者の方々に恩返しをしたいという想いを起点とし、よりよい社会を築いていく一員でありたいと願っています。
現在、感染症の拡大や世界情勢の変化など、先行き不透明な状況が続いています。石油などのエネルギー価格の高騰が見込まれるなかにあって、私たちが提供する商品は、換気だけでなく省エネ・節電などのニーズに対応するものとして、今後より一層社会に貢献できるのではないかと考えています。環境やパートナー、そして社会の未来も考えながら、私たちは暮らしの中の“ちょっといい”を追求し続けます。